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Visual Merchandising & Design

VMD basics

売場づくりの実践

陳列してみましょう

お客様にとって「買いやすい売場」となる様に、売場づくりの手順とルールを守って商品を陳列してみましょう。

グルーピング → ゾーニング

商品をシーズンテーマやテイスト、スタイリングなどで括ります。次に、それらをどのエリア(さらに什器)で展開するのかを決めます。

  • シーズンテーマは知っていますか?
  • グルーピングの優先順位は決めましたか?(スタイリング・アイテム・デザイン・カラー)
  • エリア、什器に落とし込む時に売上計画とのバランスを考えましたか?

ホットエリア

まずはホットエリアはどこ?なのかを確認します。ホットエリアで何を訴求するのかを決め、商品を陳列します。

  • ホットエリアで訴求したいテーマまたは商品は明確ですか?
  • コーディネイト陳列にしていますか?また売りたい商品のボリュームはありますか?
  • 売上目標は設定していますか?
アイテム陳列とコーディネイト陳列の例
アイテム陳列

アイテム陳列でも大きな塊でコーディネイトにトップス・トップス・ボトムス・ボトムス

Image:アイテム陳列
コーディネイト陳列A

3アイテムのリアルコーディネイトトップス・ボトムス・アウター

Image:コーディネイト陳列1
コーディネイト陳列B

2アイテムのコーディネイトトップス・トップス・ボトムス

Image:コーディネイト陳列2
コーディネイト陳列C

3アイテムのリアルコーディネイトアウター・トップス/アウター・ボトムス

Image:コーディネイト陳列3

壁面(または階段横)

壁面は売場空間の中でとても重要なところで、「美しい」ことが必須です。

壁面全体でフェイス設計を考え、コーディネイト陳列にします。

  • フェイス設計はシンメトリー構成またはリピート構成になっていますか?
  • コーディネイト陳列になっていますか?
シンメトリー構成とリピート構成壁面に何カセットあるのかを確認しましょう。
シンメトリー構成
Image:シンメトリー構成
リピート構成
Image:リピート構成

中央什器(アイランド)

  • 分かりやすい陳列パターンになっていますか?
  • 陳列量は守られていますか?
  • 売りたい品番のボリューム、強い商品の配置など考えていますか?
陳列パターン例
ハンギングの場合
  • 小さいサイズから
    大きいサイズへ

  • Image:ハンギングの場合1
  • 小在庫を前面に
    多在庫を後ろに

  • Image:ハンギングの場合2
  • 明るい色から
    暗い色へ

  • Image:ハンギングの場合3
  • 柄物を前面に
    無地を後ろに

  • Image:ハンギングの場合4
  • トップスを前面に
    ボトムスを後ろに

  • Image:ハンギングの場合5
  • セットアップ
    コーディネイト

  • Image:ハンギングの場合6
フォールデッドの場合
  • 小さいサイズから
    大きいサイズへ

  • Image:フォールデッドの場合1
  • 明るい色から
    暗い色へ

  • Image:フォールデッドの場合2
  • 柄物から
    無地物へ

  • Image:フォールデッドの場合3
陳列量1/3空間の必要性
ハンギングの場合
Image:ハンギングの場合
フォールデッドの場合
Image:フォールデッドの場合

1/3の空間をあけると手に取りやすく、もとに戻しやすい。「ハイターンローストック」(効率的運用と回転)につながります。

ネガティブスペース
ハンギングの場合
Image:ハンギングの場合
フォールデッドの場合
Image:フォールデッドの場合

什器ごとの定量を守ると商品間にネガティブスペースを確保できます。適度にネガティブスペースを取ることでグルーピングが分かりやすくなります。

中央什器(フォーカスラック)

ラックには2Wayラックや傾斜ラック等のフォーカスラックがあります。

1つのコーディネイトや1つの品番をフォーカスするためのラックですので、ルールを守って使いましょう。

  • 2Wayラックは片側1品番でコーディネイトになっていますか?
  • 傾斜ラック1品番に絞り込まれ、カラーバリエーションが紹介できていますか?

ラックの高さ

ラックの高さは1200mm~1350mmにします。

  • アイランドのラックの高さはルールを守って、高さは揃っていますか?
  • 入口から奥の壁面へ向け見通せる什器の配置、高さになっていますか?

カラー配列

売場にはさまざまな色の商品があります。わかりやすく効果的に陳列するためには、カラーの配列パターンを守りカラーをコントロールすることが必要です。

  • いずれかのカラー配列パターンになっていますか?
  • 同じ什器内では同じパターンになっていますか?
カラーの配列パターン
薄い色から濃い色
Image:配列パターン・薄い色から濃い色
  • MistyRose
  • LightPink
  • DarkRed
  • LightCyan
  • Cyan
  • DarkCyan
明るい色から暗い色
Image:配列パターン・明るい色から暗い色
  • LightBlue
  • MediumBlue
  • DarkBlue
  • グレー
虹色の順
Image:配列パターン・虹色の順

ハンギングの商品の向き

商品をハンギングする時の商品の向きも統一します。少しの気配りが売場の印象を変えます。下記のいずれかに揃えましょう。

  • 商品の正面が左を向く
  • 商品の正面が入口を向く ( ホットエリアが壁面什器である店舗のみ)
  • ハンガーの向きはそろっていますか?

POP

お客様に商品情報を伝えるPOPは主役である商品の補完です。

POP掲出のポイントは

  1. そろえる(サイズ、掲出位置)
  2. 多すぎない(情報量、掲出数量は各什器に1つまで)
  3. 邪魔にならない(商品を隠さない)

ルールを守って、接客アシストとなるPOPを有効に活用しましょう。

  • POPを付ける位置はそろっていますか?
  • POPは各什器あたり1つに絞ってつけていますか?